部分入れ歯になると生活はどう変わる?
これは非常によくある質問です。
一言で言うと、部分入れ歯を使い始めても、食べたり、飲んだり、外出したりするはほとんど問題ないということです。
ですが、部分入れ歯を使い始めると、お口の環境が変わるので、今までの生活から、少し違いを感じるかもしれません。
しかし、これらはすべて慣れていくことができることです。例えば、最初は部分入れ歯をお口から出し入れするのが難しいとか、臭いを意識することがあるかもしれません。
そこで、ここでは、部分入れ歯を使用してから、数日、数週間、数年後の生活がどのようになっていくか、ご紹介いたします。
部分入れ歯に慣れるのに時間がかかりますか?どれくらいですか?
部分入れ歯を使い始めると、最初はぎこちない感じがするかもしれません* 1が、心配しないでください。これは普通のことです。
使い始めて1ヶ月くらいの間に、歯科医が痛みを感じる箇所を確認して調整することができるので、より快適に部分入れ歯を使えるようになるでしょう。
徐々に慣れていくので、日々の生活を続けているうちに、すぐに、部分入れ歯に対する自信や快適さが増して、以前とほとんど変わらない生活をすることができるでしょう。
臭いが気になりますか?
口臭は、かなりデリケートな話ですが、しっかりと理解しておくべきです。
実際は、口の中や入れ歯の細菌が増殖しやすいため、臭いを感じる可能性があります。
そこで、ポリデント デンタルラボの2ステップケア。泡ウォッシュは、部分入れ歯を洗浄することで、入れ歯のニオイ原因菌を除去することができます。薬用ハミガキをお使いいただくと、口臭を予防することができます。
部分入れ歯をつけたり、取り外したりするにはどうすればよいですか?
部分入れ歯は比較的簡単につけ外しできるように思えますが、慣れるまでには少し練習が必要です。
できるだけ、スムースで優しく、つけたり外したりを心がけてください。一般的に、噛まなければ部分入れ歯が適切な位置にはまりそうにないと感じたときは、もう一度手でやり直したほうがいいというサインです。
寝るときも部分入れ歯を付けたままですか?
一般的には、部分入れ歯は、夜、寝る前に取り外し、変形を防ぐため、一晩中水に浸しておくことをお勧めします* 2。
あなたに合った方法について、かかりつけの歯科医にご相談ください。
今ある歯(残存歯)と部分入れ歯をどのようにケアすればいいですか?
お口全体のケアをするために、毎日のオーラルケア習慣を変える必要があります。お口の中で増えやすくなる細菌のリスクから大切な今ある歯(残存歯)を守る必要がありますし、部分入れ歯は徹底的なクリーニングが必要になります。デンタルラボの2ステップでお口全体のことを考えて、ケアしてください。
好きな食べ物を楽しむことができますか?
はい、部分入れ歯に慣れるまでに2、3週間はかかるかもしれませんが、その後は、1〜3ヶ月くらいを目安に、これまでどおり好きな食べ物をいつでも楽しむことができるようになるはずです* 3。その際、噛んだ時の力が均等にかかるように、口の両側で噛むようにしてください* 4。
かかりつけの歯科医とよくご相談ください
部分入れ歯は、使う方それぞれで違いますので、かかりつけの歯科医にその状態について相談しておくことは、理想的なフィット感を得るために非常に大切です。
歯科医に問題点や気になる点を伝え、装着しておく時間や、いつ取り外しておくかなどについて、アドバイスを受けてください。
ヒント: 歯科医の前で、部分入れ歯の装着や取り外しの練習をすることを強くお勧めします。
部分入れ歯に慣れてきたら次にするべきことは?
ポリデント デンタルラボの 2ステップケアで、適切なオーラルケアを習慣にしてください。
デンタルラボのお口全体ケア
部分入れ歯の方のための泡ウォッシュや入れ歯用超音波洗浄器、薬用ハミガキの2ステップケアでお口をきれいにして今ある歯(残存歯)を守る方法をご覧ください。
内部参照
*1, 2, 3: American Dental Association, Mouth Healthy, Removable Partial Dentures, Taken May 2019, https://www.mouthhealthy.org/en/az-topics/d/dentures-partial
*4: ASAKAWA, A. , FUEKI, K. and OHYAMA, T. (2005), Detection of improvement in the masticatory function from old to new removable partial dentures using mixing ability test. Journal of Oral Rehabilitation, 32: 629-634. doi:10.1111/j.1365-2842.2005.01480.x